小児歯科

*

子どもの歯と口の健康管理は、予防と早期発見・早期治療が重要です。

そのためお子様の成長に合わせて診断することで、虫歯を防ぐ事が出来ます。

当院ではお子さんへの歯ブラシ指導(TBI)、※ポリッシング、食生活指導をおこなっています。

※ポリッシング・・・専用のブラシを使って、歯に付着した茶しぶなどの汚れや色素を取り除きます。 その時に使用する研磨ペーストにはフッ素が配合され、歯がピカピカに白くなるとともにフッ素の作用も期待できます。

*

*

フッ素はお子さんの歯を強くしてむし歯予防になります。

フッ素には歯の再石灰化を促進し、虫歯に強い歯質をつくる性質があります。

3カ月に1度はこのフッ素塗布が理想です。

むし歯治療は大人でも嫌な治療です。

お子さんがむし歯にならない様に、予防歯科でこのフッ素塗布をおすすめします。

歯科医院でのフッ素塗布はもちろん、ホームケアも大切です。

歯科衛生士による歯磨き指導も行っておりますので、是非お子さんとご一緒にご来院下さい。

お子様の歯は3歳で20本の乳歯が生え揃い、小学校入学位になると今生えている乳歯の奥に“6歳臼歯”という初めての永久歯が生えます。6歳臼歯は噛み合わせの中心となる歯で、噛む力が強い為、非常に重要な存在です。6歳臼歯の奥歯は溝が多く、ブラッシングが十分に出来ない為、歯垢などがたまってむし歯に なりやすいので、シーラントをこの溝の部分に塗布してあげることで、むし歯になりにくい歯にします。この溝を埋めるのをフィッシャーシーラントと言います。

当院はお子様の治療も行っておりますので、保護者の方とご一緒にご来院下さい。

*

当院では床矯正を行っています

床矯正とは?

矯正歯科治療は、健康な歯を抜き、治療する事があります。むし歯や歯周病などでやむを得ず歯を抜かないといけない場合ではなく、健康な歯を抜く事は非常に残念な事です。生涯自分の歯(天然歯)で美味しく食事をしたり、生活を楽しむ事がどれほど幸せな事か・・・歯を失ってから気づく方もいらっしゃいます。

日本は、世界的にみても長寿の国のトップレベルです。ただ長寿でありつづけるだけではなく、いつまでも健康で豊かな生活ができることが大切と考えます。食べたり、話したり・・・お口元からのご自分の健康な状態が体全体にも影響してくると思います。健康長寿が大切です。医療、とりわけ歯科矯正を保存的に考えるのはどうでしょうか。床矯正(しょうきょうせい)は、簡単にいうなら、あごを広げて歯を並べる「歯科矯正」です。「あごを広げるというと、顔が大きくなってしまうのでは…」と考える方がおられるかもしれませんが、心配いりません。きちんと噛めていないことによる発育不足のアゴやひじをつくなどの悪癖により、狭くなったアゴを標準の大きさまで変化させるのです。厳密にいうと歯を支えている歯槽骨(しそうこつ)を、歯が正しく生える位置に変化させるのです。

ですから、大人の方でも床矯正は可能です。歯列不正に伴って舌や唇の悪習慣習癖がある事が多く、その点を考えるとなるべく早く治療に取り組む方が良いでしょう。 歯ならび、かみ合わせといった不正咬合(ふせいこうごう)を解消し、口元の機能と形態を正常に整えることが重要です。

床矯正の床は、「しょう」と読み「入れ歯」を意味します。床矯正装置は、入れ歯によく似たプラスチックの装置にネジが組み込まれています。

*

そのため、治療費用も非常にリーズナブルです。装置はいつでも取り外しができます。装置を取り外し、ネジを回転することにより、プラスチックの床が動き歯を押したり あごを広げたりできる仕組みになっています。ネジの種類や装置の設計により 歯を前に出したり後ろに下げたり横に動かしたりできます。また同じ原理であごも変わります。この装置を使って矯正を進めていきます。ネジは、1週間で90度の回転を基本目標にします。約0.2ミリ歯やあごが変化することになります。1ヶ月で1ミリ変わります。通常、1週間に30度ずつの3回転で行います。患者さん御自身か保護者の方にネジを回していただきます。ご安心ください。とても簡単にできます。もし患者さんに痛みがないようであれば、ネジを回す間隔を短くしていただくことも可能です。拡大のペース、スピードは、患者さんの状態、状況に合わせて行います。

患者さん主体、主人公です。患者さんは、好きな時につけ 好きな時に外せるのです。ただし、12時間はつけてくださいね。学業、お仕事にできるだけ支障のないように、QOL(生活レベル)を保ちつつ効果をもたせるか、床矯正はそこを大切に考えています。